Androidアプリのアクセス許可を考える:無料版と有料版の違いって何なのでしょう? 
Androidマーケットで「Trial Xtreme 2 HD Free」というゲームを見つけました。YouTubeに公開されている公式動画を見ると面白そうです。これだけのゲームが無料版なのですからすごいなと感心してしまいます。
試してみようと思いつつ、いつものように、ダウンロードする前にアクセス許可を確認したところ、以下のような感じになっていました。
| アクセス項目 | 内訳 |
|---|---|
| ネットワーク通信 | 完全なインターネットアクセス ネットワーク状態の表示 |
| 電話/通話 | 端末のステータスとIDの読み取り |
| ストレージ | USBストレージのコンテンツの変更/削除、SDカードのコンテンツの変更/削除 |
| システムツール | 実行中のアプリケーションの取得 端末のスリープの無効化 |
個人的には、「端末のステータスとIDの読み取り」と「実行中のアプリケーションの取得」がちょっと気になります。
で、このゲームアプリ、実は有料版も出ています。そこで、そちらのアクセス許可も確認してみたところ、一部内容が異なっていました。
| アクセス項目 | 内訳 |
|---|---|
| ネットワーク通信 | 完全なインターネットアクセス ネットワーク状態の表示 |
| ストレージ | USBストレージのコンテンツの変更/削除、SDカードのコンテンツの変更/削除 |
| システムツール | 実行中のアプリケーションの取得 |
なんと、無料版で気になっていた2つの項目が無くなっています。
有料版の更新情報を見てみると、英語で以下のように書かれていました。
Removed “Read phone state and identity” permission request
有料版でも以前は「端末のステータスとIDの読み取り」のアクセス許可が求められていたのですが、それが無くなったということのようです。つまり、この有料版で無くなったアクセス許可は、アプリの動作には何も関係ないということが推測できそうですね。
つまるところ、無料版では、ゲームを無料で遊べるのと引き換えに、自分の個人情報である電話番号と、普段どのようなアプリを使っているかという情報を、相手に提供しているということになるのかもしれません。
もちろん本当のところは、このアプリ開発者に話を聞いてみないとわかりませんが、Androidマーケットにあるアプリの説明を読む限り、ゲームの内容や機能に違いはないようです。では、無料版と有料版にある差はいったい何なんだろうと考えてしまいます……。
ちなみに先日も、ユーザーに詳しい説明をしないまま端末にインストールされているアプリの情報を収集しているAndroidアプリが見つかり大きな問題となったばかりです。
ミログ、アプリ情報取得の『AppLogSDK』全サービス終了を発表
INTERNET Watch 10月27日
全ての無料アプリが同じであるとは決して思いませんが、なぜ無料で使えるのか、その理由は色々とあるのかもしれません。