Androidの生みの親、Rubin氏が「AndroidのOSカスタマイズは自由」と宣言 
先日、米経済ニュース「Bloomberg Businessweek」のコラム記事がきっかけで起きたGoogleによるAndroidのOSカスタマイズ規制への憶測ですが、これに対して、Googleのエンジニアリング担当副社長にしてAndroidの生みの親でもあるAndy Rubin氏自らが、そういう事実は無いと否定する記事を公式ブログ「Android Developers Blog」に発表しました。
I think I’m having a Gene Amdahl moment (http://goo.gl/7v4kf)
(Android Developers Blog 4月6日)
この記事の中でRubin氏は、「これまでと変わらず、端末メーカーはAndroidをカスタマイズして、どのような機能を搭載するのも自由だ(As always, device makers are free to modify Android to customize any range of features for Android devices.)」と宣言しています。
また、「特定のチップセットアーキテクチャだけをプラットフォームとして標準化するようなことはこれまで無かったし、今もそのようなことはしていない(There are not, and never have been, any efforts to standardize the platform on any single chipset architecture.)」としています。
さらに、Android 3.0(Honeycomb)の新機能については、すべてのAndroid搭載スマートフォンで実現できるように現在尽力中であり、プログラムが完成次第でオープンソースとして公開する意向を表明しています。
ブログ記事の最後では、「Android機器の数と種類の多彩さは、我々(Google)の楽観的な予測をはるかに超えて増え続けるだろう(The volume and variety of Android devices in the market continues to exceed even our most optimistic expectations.)」と書いています。
つまり今後も、携帯電話会社や端末メーカーごとに、独自の仕様や機能を備えたAndroid端末が続々と増え続けることになりそうです。
個人的には、この「フリーダム」な状況が、果たして全てのユーザーにとって100パーセント好ましいことなのかどうかは、判断しにくいところだと考えています。その理由は、前のコラムにも書いたように、携帯電話会社や端末メーカーの事情によって、本来であれば使えたであろう機能やサービスを使えないという事態も起こり得るからです。
しかしその一方で、この「何をやっても自由だよ」というところが、まさにAndroid的であり、またGoogle的でもあるのだろうなと感じています。