公式Androidマーケットで悪意のあるプログラムが発見される。問題のアプリは既に削除済みですが…… 
海外ニュースサイト「Mashable」の3月1日付け記事「Google Pulls 21 Apps In Android Malware Scare」によれば、多数の不正なアプリが公式Androidマーケットで発見され、Googleによって削除されたそうです。
今回発見された不正なアプリは、いずれも他の人気アプリなどを装った海賊版で、マルウェア(悪意のあるプログラム)が仕込まれており、一旦インストールされると、端末内にある情報を盗み出す仕組みになっていたとのこと。
この不正アプリを発見したのは、Android情報サイト「Android Police」で、3月1日付け記事「The Mother Of All Android Malware Has Arrived: Stolen Apps Released To The Market That Root Your Phone, Steal Your Data, And Open Backdoor」には、当初発見された21個のアプリに加え、その後さらに発見された30以上の問題アプリがリストされています。
Googleは、Android Policeよりこの報告を受けてから、わずか5分ほどの間にAndroidマーケット上の不正アプリを削除しばかりでなく、ユーザーの端末からもリモート機能を使って削除したそうで、その対応の早さには素晴らしいものがあります。
しかし、残念ながら一旦悪意のあるプログラムが起動されてしまったAndroid端末は、削除されたアプリとは関係なく、情報の盗み出される可能性が残るようです。
Mashableの記事では、不幸にも今回の不正アプリをインストールしてしまったユーザーは、携帯電話会社に相談して端末を新品に交換してもらうことを勧めていますが、はたして日本でも同じような対応が可能なのかはよくわかりません…。
今回の事件は、Google公式のAndroidマーケットにあるアプリでも、100パーセント安全とは言い切れないことを教えてくれました。以前にコラム記事でも書きましたが、アプリをインストールしようとする際には、まずそのアプリの要求するアクセス権限を確認し、不必要な情報にまでアクセスしようとしているのであれば、ダウンロードを見送ることも大事なことではないかと思います。